
目次
- 1.インポート用データのひな型を用意する
- 2.インポートデータの作成
- 3.データのインポート作業
CSVファイルを取り込むことでデータを一括でGENIEE SFA/CRMにインポートすることができます。
初回のインポートや各オブジェクトにデータをインポートする場合は、データ構造の親から順(会社→担当者(→商品)→商談(繰り返し計上/商談商品)→活動履歴)にインポート作業をおこなってください。
データのインポートはオブジェクトごとにおこなう必要があります。
1.インポート用データのひな型を用意する
レポート機能を活用することでインポート用データのひな形を用意することができます。抽出したデータの一行目に項目名が表示されますので、ヘッダ行としてご活用ください。
※項目に[ロール]がある(高度なアクセス権設定をしている)お客様は、レポート作成時に[ロール]項目を必ず入れてください
2.インポートデータの作成
ひな型のヘッダ行に沿って入力していきます。
インポート用データは、CSVファイルで「Shift-JIS」もしくは「UTF-8」を選択して作成してください。
その他注意事項は、[設定]>[データの一括追加・更新]>各オブジェクトを選択したページにある【ご利用方法】、もしくは関連リンクの「インポートデータの作成ルール(ファイル形式、入力形式)」をご確認ください。
- 値に未入力箇所があっても問題ありませんが入力必須の設定項目の場合はエラーになります
- 計算項目、積み上げ集計項目、自動入力項目(作成日時、更新日時、最終取引日、最終活動日時)はインポートができません
- 初回インポート時にレコードIDは不要です
- 高度なアクセス権設定をしている場合は[ロール]が未入力だとエラーになりますので[ロールキー(英数字とアンダーバーのもの)]を必ず入力してください
※ロールキーは[高度なアクセス権設定]>[ロール設定]より確認できます - レイアウトタイプを設定している場合は[レイアウトタイプ]が未入力だとレイアウトタイプは反映されませんので[レイアウトタイプキー(英数字とアンダーバーのもの)]を入力してください
[項目設定]>該当オブジェクト>[レイアウトタイプ設定]より確認できます - 一括更新の際のユーザー選択項目に無効化したユーザ―のデータが含まれておりますとエラー表示がされる仕様となっております。該当のユーザー選択項目を更新用のCSVから除外いただくか、有効ユーザ―に変更いただいた上で再度取込をお願い申し上げます
3.データのインポート作業
インポートデータの準備ができたら、インポート作業を開始します。
※「会社」を例に取り上げます
- [会社]のデータ一覧ページに移動する
- [会社を一括で追加・更新する]をクリック
ページ下部にある、[会社を一括で追加・更新する]をクリックします。
- [データを一括で追加する]を選び、ファイルを選択する
[データを一括で追加する]のラジオボタンにチェックを入れます。
[ファイルを選択]をクリックして、取り込むCSVファイルを選択します。
もしくは、ページ中央に取り込むCSVファイルをドラッグしてください。
- 取り込んだファイルの項目とデータベース項目を紐付ける
[リストの名称]に取り込むリストの名称を入力します。
次に、左側の[取り込んだファイルの項目]をドラッグし、対応する[データベースの項目]にドロップすることで項目を紐付けます。
[取り込んだファイルの項目]と[データベースの項目]が一致している場合は自動的に紐付けられます。
全ての紐付けが完了したら[データを取り込む]をクリックします。
※テーブル間の紐付け動作はオブジェクトごとに異なります
- 紐付け
-会社-(カスタムオブジェクトが親として結びついている場合)
「カスタムオブジェクト」が「会社」の親として存在し、データを結び付けたい場合は「会社」と紐付けのキーとなる項目を選択します。
紐付けの項目は他と被らない名称のもの=ユニークな項目、かつ「会社」と「カスタムオブジェクト」でデータが共通する項目を選択してください。
例えば、カスタムオブジェクト「代理店」に対して会社を子として紐づけたい場合は代理店名などになります。
-担当者-
「会社」と紐付けのキーとなる項目を選択します。
紐付けの項目は他と被らない名称のもの=ユニークな項目、かつ「会社」と「担当者」でデータが共通する項目を選択してください。
一般的には会社名などになります。
-商談-
「会社」と紐付けのキーとなる項目を選択します。
紐付けの項目は他と被らない名称のもの=ユニークな項目、かつ「会社」と「商談」でデータが共通する項目を選択してください。
「担当者」は「会社」と紐付いている場合、「商談」ともそのままリンクするため結び付けなくても問題ありません。
-商談の繰り返し計上-
「商談」と紐付けのキーとなる項目を選択します。紐付けが必須となっております。
あらかじめ[項目設定]>[繰り返し計上]で、「商談名」「会社名」など他と被らない名称のもの=ユニークな項目を繰り返し計上の項目に入れておくとスムーズにインポートできます。
-商品マスタ-
「商品」のインポートの際は「商談」に結ばれる「商談商品」のキー項目は反映されませんのでご注意ください。
「商談」と結び付けたい場合は「商談商品」からインポートを行ってください。
-商談商品-
「商談」、「商品」と紐付けのキーとなる項目を選択します。両方の紐付けが必須となっております。
商品項目に商談との共通項目を追加し、レポートでひな形を作成する段階で、それぞれユニークな「商談」と「商品」の紐付け項目も含めることをおすすめします。
(例として商品は商品名、商談は会社名や商談名など)
-活動履歴-
「活動履歴」は見込客/会社/担当者/商談と紐付けが可能なため、結び付けたいオブジェクトを選択します。
選択後、ユニークな項目、かつそれぞれのオブジェクトと活動履歴でデータが共通する項目を紐付けのキーとなる項目として選択してください。
また結び付け先が親子関係であるものに対してはその親にも結び付きます。
(例:「商談」と「活動履歴」を紐付けた場合、「商談」が紐付く「会社」にもデータが紐付きます)
ーカスタムオブジェクトー
「カスタムオブジェクト」はカスタムオブジェクト作成時に設定したオブジェクトに対して紐付けが可能です。
各オブジェクト毎に紐づけのキーとなる項目を選択します。
選択後、ユニークな項目、かつそれぞれのオブジェクトとカスタムオブジェクトでデータが共通する項目を紐付けのキーとなる項目として選択してください。
同時に複数のオブジェクトとの紐づけが可能です。
※紐づけのキーとなるデータが重複している場合は先に登録されたデータに紐付けされます
※紐づけのキーとなるオブジェクトの項目を[紐付けなし]で選択いただいた場合でも、取り込むCSVデータに項目データがある場合は紐付けが変更される可能性がありますのでご注意ください
※特に「担当者」・「商談」の一括更新時に紐づけのキーを[紐付けなし]で選択しても『会社』のマスタ項目にデータが存在する場合には重複する会社のうちレコード作成が最も古いものに紐づけが変わります
- データを取り込む
ファイルの取り込み結果が表示され、ファイルからデータが取り込まれます。
一度インポート作業を開始すれば違う画面に遷移をしてもデータの取り込みが続きますが、エラー内容確認のためインポート画面は取り込み完了まで閉じないでおくことをおすすめします。
別ウィンドウ(インポート画面と他の作業画面)で同時作業をしていただくことは問題ございません。
※データインポートは取り込み完了まで最大1~2日かかります
インポートが完了すると、データを取り込んだオブジェクトの一覧ページにある表示条件にインポート時に記入したリスト名称が表示されます。