計算式のサンプルを教えてほしい

タイプ別にまとめた表をご確認ください。

計算式のサンプルを元に適宜ご利用環境のフィールド名称に合わせて変更してご利用ください
・「item_00X」の部分は参照したい項目の「フィールド名称」を指定します。
・「""」ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は、表示したい文字列を指定します。

1.指定データを取得する計算式

使用例 使用例の意味 留意点/補足等
_get_parent_val_names_unescaped
(business_discussion_id,
"business_discussions",
"business_discussion_name")

商談(親オブジェクト)の商談名を表示する

各オブジェクトを指定可能です。

第一引数・・・ 対象レコードの親レコードのID(通常はマスタ選択項目の値)

第二引数・・・対象レコードの親オブジェクトのオブジェクトキー(通常は文字列で指定する)

第三引数・・・取得したい親オブジェクトの項目フィールド名(通常は文字列で指定する)

_get_user_field_val
(item_001, "display_name")

item_001でユーザ選択を
しているユーザ名の表示

 

_get_select_text
("item_001", item_001)

選択項目item_001の選択肢をテキスト表示する

※選択項目のルックアップ項目である場合、
正常な動作が期待できない可能性があります

_get_role_key
(role_id) 

ロール名称を表示する

 

2.if式

_if(accuracy_div==1||accuracy_div==2,
amount*1,
_if(accuracy_div==3,amount*0.5,
amount*0))

確度が1,2のいずれかの場合は
商談金額(amount)×1、
確度3の場合は商談金額×0.5、
いづれにも当てはまらない場合には0を表示する

 

_if(item_001==1,
item_002+31536000,
_if(item_001==2,
item_002+63072000))

item_001で1が選択されていれば、item_002(日付)+1年、
item_001で2が選択されていれば、item_002(日付)+2年

1年ごとに31536000づつ増えていきます。

 _if(_is_empty(item_001) &&
_is_empty(item_002) &&
_is_empty(item_003),”A”,”B”)

item001~003すべて空白ならA、
そうでなければBを表示する

 

_if(sales_staff=="00001","A",
_if(sales_staff=="00002","B"))

ユーザーIDが00001であればA、
00002であればBを表示する

sales_staffで指定しているIDはユーザー一覧で検証モード(chromeならF12押下)で検索から名前を検索して確認することが可能です。

_if(item_001>0"エラー","正常")

もしitem_001が0以上であればエラー、0以外であれば正常とする

 

_ifs((item_001==1,"1月",item_001==2,"2月",,item_001==3,"3月",1,"不明"))

もし
item_001が1であれば1月、
item_001が2であれば2月、
item_001が3であれば3月、
それ以外は不明とする

・他の関数と異なり、括弧を二重にする必要があります。
・すべての条件に合致しなかった場合はエラーとなるため、最後の条件に 1, "デフォルト値" のようにデフォルトとする値を加えると安全です。

3.日時関連の計算式

(item_001-item_002)/60/60/24

item_001とitem_002の
日付差分を表示する

日付の変換のため「60/60/24」で差分を割る必要があります

_time_delta_business_days(3,now) 

now(現在日時)から
3営業日後を表示する

nowの部分を変更することで、〇〇から〇営業日とすることが可能です。
※営業日とは、土曜日、日曜日、国民の祝日以外の日を指します。

_is_leap(item_001)

日付項目item_001が
うるう年が判定する。
うるう年の場合「true」、
そうでない場合
Nullとなる

 

(_str_to_unixtime
(item_001, '%Y/%m/%d') + (3600*24*30)*( item_002) )

ルックアップした日付項目(item_001)に、
item_002で入力した
Xか月×30日
を表示する。

1か月仮に30日としています。31日する場合は、3600*24*31とします。

_strftime(created_on, "%H")

作成日時の時間のみ表示する

created_onが10:00の場合、「10」が表示されます。
%Hを%Mにすることで分が表示されます。

4.計算結果の端数処理

_round(item_001,2)

item_001を小数第二位で四捨五入する

小数点以下については任意の数値を指定可能です

※精度保証付き数値計算ではないため、数値がずれる場合があります
_ceil(item_001,2) item_001を小数第二位で切り上げる
_floor(item_001,2) item_001を小数第二位で切り捨てる

4.その他の計算式

_checklength(item_001, 3)

item_001の文字数が
3以下の場合「true」、
そうでない場合「false」
となる

 

_len(item_001) 

item_001の文字数を表示する

 

_substr(item_001, 3, 5)

 item_001から
4文字目〜5文字目を切り出す

全体で4文字であれば4文字目のみ、全体で3文字以下であれば空文字列になります。

_includes_key(item_001,1)

複数選択項目item_001で
1が選択されているか判定する

 

item_001x_decimal(1.1)

item_001に1.1を掛ける

任意の項目と少数を四則演算する場合は少数部分を_decimal(少数)で記載します。